鷹の道

大学院に通っています。中国政治・外交を勉強中。野球を見ます。ソフトバンクホークスを応援することかれこれ15年。

急ぎHSKを受ける話

当座の主要課題である留学準備。所属校の交換留学制度に乗っかって行くので学内選考をパスしてしまえば後は比較的楽に手続きが進むものと思われるが、とにかく学内選考を通過しないことには話が始まらない。

 

 

中国留学の場合、当然中国語の能力が問われる(最近は一流大学を中心に英語だけで留学できるコースも開設されているようだが)。

国際的な中国語試験といえばHSK(汉语水平考试)である。社会科学系でそれなりの大学となると6階級の一番上、6級が要求されることが多い。HSKは級が上がると(確か5級から)合否判定が出なくなる。英語のTOEICなどと同じようにスコアのみの表示となるのである。しかし各大学の留学生向けの要件には等級しか書いておらず、点数が記載されていないことが多い。HSKが頻繁にルール変更するためだと思われるが、その辺もう少し明確化してほしい。一応の共通認識として、6割以上のスコアでその級の中国語能力を持っている、と見做されることが多い。5級と6級はいずれもリスニング100点、リーディング100点、作文100点の300点満点なので、180点以上あれば足りるということだ。

 

筆者は今年の初めに東京で受けた6級の試験でギリギリ180点を超える点数を取り、これで留学出願には困らない

 

 

 

……と思っていた。

実際、今年の6月時点で、所属校が発行しているオフィシャルの留学ガイドでは6級で6割あれば全ての大学に出願可能となっていた。

ところが最近中国屈指の一流大学・北京大学の要件が変更になったらしく、6級で7割のスコアが要求されるようになったのだ。それも、トータルで210点取れば良いという話ではなく、各セクションでそれぞれ70点以上を取れ、とのこと。1月時点のスコアでは当然足りない。

そう言えば書いていなかったが、筆者の一応の第一希望留学先はこの北京大学である。詳細は別記事で書く。かも知れない。

 

 

さて、これに気づいたのが10月下旬。出願は今年の年末。HSKは通常受験から結果発表まで1ヶ月要する。

この状況を踏まえると、期限に間に合う試験日程は無かった。

 

そんな大事なこともっと早く教えてくれよ、とボヤきたくもなるが、これは自分の確認不足に他ならない。

なんともみっともない形で北京大学への出願は諦めざるを得ないのか、と肩を落とすばかりであった。

 

 

失意の中、何とかなる手段は無いかとあれこれ探したところ、あった。

 

 

日本国内のHSK開催は基本的に月1回である(都内在住だから月1回ペースでチャンスが提供されているが、地方になるとその頻度はもっと少ない)。しかし、中国ではもっと高頻度で開催されている。しかも受験形式が通常の筆記テスト以外に、パソコンを使った試験(网考)の2種類ある(日本ではほとんどの受験者が筆記テストで受験していると思われるが、実は日本でも网考はあったことを後に知った)。

网考で受けると筆記よりも結果が早く出るのである。すなわち、この期限が迫った状況下において取り得る手段は「中国で网考を受ける」である。これなら間に合う。

 

 

というわけで、来週末上海で試験を受ける。手続きが面倒だったり、試験勉強がよく分からなかったり、色々あるがそれは追ってここに書き連ねたい。